「第3回教職員セミナー」開催される!その1

公開日: 

70名を超える参加者!組合だからこそできる研修!教研ここにあり!

2月25日(土)小倉リーセントホテルにて「教職員セミナー(3期教 研)」が開催されました。当日は、70名を超える参加者に急遽椅子を増やして対応しました。机がない方にはご迷惑をおかけしました。今回の「教職員セミナー」のテーマは「多様性を育む教育実践のススメ」ということで第1部は二本の授業実践、第2部はローズさんのスペシャルトーク&ライブを企画しました。参加者の感想を読んでいただければわかると思いますが、第1部、第2部とも大好評で北九州の全ての教職員に聞いてほしい内容でした!参加者のみなさんからの感想です。
・このような企画は大変素晴らしいと思いました。①(ジェンダー平等)現場の実践の交流ができ、どんなことをめざし、どんな授業がやられているのかがわかり、とてもよかった。全国教研でも全国に広げる意義があったと思う。②(朝鮮学校での授業)初めて知る内容で自分の勉強の足りなさを思った。子どもを引きつける授業だった。お二人の先生お疲れ様。今後も今日のような内容のセミナーを開いてください。他の人にも声をかけようと思います。最後に「平和へのアピール」が出たのもよかった。広島県で、「はだしのゲン」を平和教材から排除する動きが報じられています。ぜひ、反対の動きを日教組、福教組としてやっていこうと思います。
・「モモマルくんと考えよう」「新版いのち」で授業を組み立てているので、市内ではいつでもどこでも実践可能なことが素晴らしいと思います。「LGBTの人権」を考える授業のモデルになりますね。最後に「ROSEさんとの出会い」!当事者の思いを“生”で聞くことは最高のまとめだったと思います。
「多様性」「外交政策」まさに今の日本が直面している課題です。今日の報告は今後の教育内容をつくるうえで大切な提起だと思います。また、参加者も多く意見が出てよかったと思います。特に朝鮮学校の先生が発言してくださったのは、私たちの教育研究が(学校の中で同じ教員だけなどの)限られた中だけでなく、多方面からの協働でなされるべきであるということをあらためてその意義を感じました。組合だからこそできることだと思います。
・性的少数者に対する法案、夫婦別姓に対する法案をめぐって、岸田首相は国会で「社会の仕組みが変わってしまうという意見があり慎重に検討しなければならない」と発言しました。政府・自民党の考え方がわかる発言でした。私たちの教研活動は「誰もが幸福に生きる」という日本国憲法の精神を実現する、つまり、誰もが幸福に生きることができるように「社会をつくり変えていくにはどうしたらよいか、それを子どもたちとどう考えるかということ」を学び合う教育活動です。今日の「学び」はまさにそのような「学び」でした。社会の仕組みをつくり変えていきましょう。企画した執行部、報告した先生方、ありがとうございました。
・人権研修実践はとても参考になりました。いろいろな情報があふれています。授業できちんと多様性について教える事はとても大切な事であると同時に私たちも子どもたちと同様、しっかり勉強していかなければならないと思いました。親の反応はどうなのだろうかと少し気になりました。朝鮮通信使の実践も大変参考になりました。
・人権教育に正面からとりくむ授業の報告、すばらしかったです。ありがとうございました。朝鮮学校の先生の言葉が心に強く残りました。「日本で生きていく自分たちは『朝鮮人らしさ(その中の男らしさ女らしさ等も含めて)』を意識せざるを得なかった」(ジェンダー平等の意識については朝鮮学校内でやっと研修が始まったところだそうです)  
“教研ここに在り”と思えるセミナーでした。(報告者の古田さんは)専従から現場にもどり、子どもたちと日々“格闘”しながら楽しく過ごされているのではと思われる、朝鮮学校での児童たちとのふれあいでした。歴史の学習を人物に焦点を当てることの大切さを学びました。ジェンダー平等、「自分らしく生きる」の実践は全国教研にも選出されたものでこのような形で還元してくださり有難うございました。子どもたちの心の奥底にある生きづらさをモモマルくんを通して引き出していくのは幼い年ほど必要だと思いました。教研ジェンダー部の学びの中でこの実践ができたことも伝わりました。ローズさんがそのメンバーのひとりにいらっしゃるように思います。  
・最後に出された“平和へのアピール”出してくれてうれしかったです。やっぱり組合だと思いました。ロシア軍のウクライナからの即時撤退と岸田政権の大軍拡に反対していきましょう。  
・古田先生の実践報告はとても良かったし、勉強になりました。朝鮮学校での特別授業はすばらしく板書もとても分かりやすかったと思います。実際に見てみたかったなと思いました。朝鮮通信使と対馬藩の関係、国書のからくりなど、興味深く学ぶことが多かったです。古田先生大変お疲れ様でした。また、古賀先生サポートお疲れ様でした。  
・実践報告どちらもよかったです。「朝鮮通信使についての新たな視点」は知りませんでした。歴史を学ぶことの楽しさを子どもたちも私も教えてもらいました。  
・古田先生の実践はとてもよく練られていて45分という短い時間の中で子どもたちも十分に楽しみながら、しっかりと受けとめられる内容だったと思います。現場では指導書片手に授業を進めていく人も見られ「最近はこんな感じなのか」と失望していたところなので、今日は気持ちの良い一時を過ごせました。職場の若い人たちを誘えばよかったなと反省しています。  
・小学校中学年の授業実践を聞けてよかったです。ローズさんとの出会いまで自然にカリキュラムの中に組み込まれていくことができて、大切だなぁと思いました。朝鮮通信使のことをほとんど知らずとても勉強になりました。国と国との交流(国交)の背景やそのやりとり、雨森芳洲のような存在も知ることができてよかったです。  
・このセミナーを準備された方々、お疲れ様でした。たくさんの人の参加に元気をもらいました。「平和へのアピール」が出たのがよかったです。「人権」など吹っ飛ばしてしまう軍事国家化に“NO”の声をあげましょう。  
PAGE TOP ↑