年末から新型コロナウイルスの感染者数が、過去最大に匹敵するほどの猛威を振るっています。
分会においても緊張感をもって業務を行っていることと思います。お疲れ様です。そんな中、政府は国会無視も甚だしく様々なことを閣議決定で決めています。政治の劣化がここまできている状況にとても不安を感じます。特に、防衛費の増大や敵基地攻撃能力の保持は、平和憲法のあるこの国ではありえないことです。国会無視、国民の声が届かない国になっています。政治を変えるためには、選挙で自公政権に終止符を打つことです。「教え子を再び戦場に送るな」のスローガンのもと、この状況に対して、大きな声を集約しなくてはならないと思います。
また、日教組は、給特法改正に向けて文科省と論議を積み重ねています。文科省は教職員の勤務実態調査を実施し、今年の春にはその概要が明らかになるようです。給特法の改正も重要なことですが、教職員の働き方を改善するためには、私たち教職員組合の提言を教育委員会に届けなくてはなりません。特に２学期制の実施は業務改善にとって有効な手立てです。各分会で実施に向けて論議を深めていきましょう。
最後に、本年度の組合への新規加入が増えています。目標の５０人には未だ届いていませんが、１月１０日現在で30人です。その多くは、組合員からの声かけで加入につながりました。皆さんの周りの方に先ずは「組合に入りませんか」と声をかけてください。今年も全ての労働者の幸せのために組織拡大・強化にとりくんでいきましょう。 2023年　1月　　　執行委員長　小川耕司