「事務補助削減」情報交換会をしました!
今年度、47校が未配値に!!!
9月17日(土)、16名が参加し昨年に引き続き「事務補助削減」情報交換会を教育会館で行いました。現在、児童生徒数300人以下の学校47校において、事務補助員が未配置になっています。市教委は2021年度からの4年間で約80校から事務補助員を引き上げようと考えています。本学習会では、未配置校の事務職員の厳しい現状についての「課題」や「要望」を話し合いました。参加者の感想です。 |
私が去年までいた学校も300人以下なので、今年度はひとりで事務をする事になって、とても大変だと聞きました。4年の年度当初は残業も50時間くらいして、それでも今までの仕事と校納金関係をほぼひとりで処理しているので仕事が追いついていないと言ってました。事務補助削減が学校にとって本当に良くなっていくのか理解できません。300人以下の学校の方が先生の人数も少なく、事務が学校行事の手伝いをすることも多く、余計に大変だと思います。是非、どの学校にも事務補助が配置されるようになればと思います。
学習会に参加して、私(事務)ももっと学校のことを(それぞれの仕事の立場や内容)知らなければならないし、もっともっと先生たちにも事務の必要性・重要性を知っていただく必要があると感じました。特に大きな学校に勤務している先生は、どこか他人事のように思っているような気がするし、削減されると教員への事務負担も増えるということを知っておかなくては、と思います。教員は教員、事務は事務、というのではなく、学校全体として事務補助削減の情報を共有し、考えていかなくてはいけない問題だと思います。もっと多くの方に参加していただきたかったし、情報を交換するには時間が短すぎたように思いました。お世話になりありがとうございました。
研修に参加させていただき、ありがとうございました。資料の中にもあるように、300人以下1人配置となるにあたっての経緯や丁寧な説明がないままに進んでいっていることは、とても不安に感じています。いつでも誰でもその状況になる可能性があるということは不安以外のなにものでもありません。特に異動した先で削減されると本当に大変だと思います。それでも、現在そうした状況の中でそれを受け入れて頑張っている方々がいることも事実です。こうした状況が続くのであれば、アンケートにもあるように、フォローアップ体制、チェック機能強化、公会計化などは本当に必要なことだと思いますし、同時にこれらを委員会が進めていくなどの方針を何らか示した上で、今後どのような方向性に進むかを教員の方々含め、学校全体に示していただきたいなと思いました。また、誰が見てもわかりやすい校納金マニュアルの作成(補習用テキストやネットバンキングなど一つの操作に対してこういう時に何を見るというのがわかりにくく感じます。特に初めてマニュアルを見る人にとって)やそれに関連した具体的な研修を充実させていただきたいです。勉強不足なところもあり、見当違いなことやわかりにくい表現になっていたら申し訳ありません。ありがとうございました。
事務補助削減問題は、事務職員のみの問題ではありません。一人の経理担当の職員が減らされることにより、他の教職員(特に学年会計、学級会計など)の負担が増え、学校運営にも影響を与えてしまいます。事務職員部としては、勤務労働条件において最大の危機と位置づけ事務補助員全校再配置を目指し、市教委や人事委員会と何度も交渉を行ってきました。「事務職員の業務改善は考えるが、全校配置は考えていない」というのが市教委の回答です。事務補助未配置校の現状を全ての教職員が知ることが大事なことです。職種を超えて全教職員で考え、色々な場所で声を挙げていきましょう。
「事務補助削減」について、不安なことや困っていることや疑問など、気になることがありましたら、北九州市教組にご相談ください。